冷却水系スライムコントロール剤

冷却水系のレジオネラ属菌・藻類・スライムの増殖を抑制します。クロライド系・有機窒素系の冷却水系スラコン剤シリーズです。

用途

藻類の発生・増殖抑制、 冷却水系(クーリングタワー)のスライム防止

特徴

  • レジオネラ属菌に対して高い増殖抑制効果を発揮します。
  • 藻類・スライムに対して高い増殖抑制効果を発揮します。
  • タワークリアBC-100は、特に藻類の抑制に効果を発揮します。
  • 薬剤耐性菌の出現により複合処理剤(常用)の効果が落ちた際にも有効です。
  • 定期的なバッチ投入、常時注入のどちらでも高い効果を発揮します。
  • 同じ冷却水複合処理剤(常用)を使用し続けると、薬剤耐性菌が出現し、薬剤の効果が落ちる場合があります。その際に、タワークリアBCを使用することで、これら耐性菌・藻類の出現を抑制することができます。

シリーズ比較

製品名タワークリアBC-100タワークリアBC-200
製品荷姿
製品価格10kg入り液体(コック付き):20,000円(税別)10kg入り液体(コック付き):30,000円(税別)
規格クロライド系有機窒素系
特徴特に藻類の抑制に有効特に細菌類の抑制に有効
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使用方法

  • バッチ投入する場合は、計量カップ等で所定量を測りとり、直接冷却塔のピット内へ投入して下さい。
  • 中和・排水は不要ですが、汚れが多く出てくるようであれば、投入24時間以上後にブロー洗浄を実施して下さい。
  • 常時添加する場合は、薬注装置で補給水に対して比例注入して下さい。本製品は水で希釈して使用する事ができます。
製品名 タワークリアBC-100 タワークリアBC-200
使用方法 投入濃度(g/保有水㎥) 目安投入頻度 投入濃度(g/保有水㎥) 目安投入頻度
単独使用(バッチ) 350 1週間に1回 500 1週間に1回
複合処理剤との併用(バッチ) 200 1週間に1回 250 1週間に1回
単独使用(常時添加) 150 比例注入 200 比例注入
複合処理剤との併用(常時添加) 100 比例注入 150 比例注入

本製品と他社冷却水複合処理剤を併用する場合は、併用可能かの確認を行って下さい(少量の無料サンプルを送付致しますので、バケツ等で両者の希釈液を混ぜ、白濁や沈殿物ができないことを確認して下さい)。

こんなときにおすすめ

  • 今まで常時注入していた冷却水処理剤では藻が生え始めた。
  • 薬剤耐性菌が出現したようである。
  • バッチ投入で簡単に管理したい。
  • レジオネラ属菌が度々検出される。

注意事項

  • 塩素系薬剤との併用は避けて下さい。
  • 既にスライムや藻類が増殖している場合は洗浄剤(バブルスイーパーや過酸化水素等)で洗浄を行った後に本製品をご使用下さい。本製品により、スライムや藻類が剥離し、配管の閉塞等が起きる可能性があります。
  • 原液が皮膚に付着すると炎症を起こす可能性がありますので、薬品の補充時には、必ずゴム手袋等の保護具を着用して下さい。皮膚や眼へ付着・混入した際は、水で十分に洗い流し、異常が見られる際は医師の診断を受けて下さい。
  • 本剤投入後24時間は通常管理を除き強制ブローを避けて下さい。既に藻類やバイオフィルムが多く存在する場合は数時間から1日後に水が濁ったり、冷却塔下部水槽の底に汚泥が溜まる場合があります。その際は、本製品の菌死滅有効接触時間であります24時間を超えた時点でブロー清掃を実施して下さい。
  • 本剤が高濃度に入った排水を河川や農業用水路等に多量に流さないで下さい。
  • 本製品は、ご購入後半年以内に使用して下さい。
  • 幼い子供や高齢者の手の届かない冷暗所下で保管して下さい。
  • 本製品を使用する事によりクーリングタワー系内で起きるトラブルやレジオネラ症の発症が100%防止できることを保証するものではありません。適切なブロー管理、水質管理、維持管理を行って下さい。
  • 詳しくは安全データシート(SDS)をご参照下さい。

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